足首の可動域制限と痛み　事前認定で非該当、異議申立てで後遺障害等級12級認定

部位足関節（足首）症状可動域制限と痛み

札幌市在住 会社員(平成23年9月事故)

相手方保険会社が行う事前認定で非該当

バイクで直進中に対向車線から急に右折してきた加害車両と衝突し、路面へ投げ出された事故で、「足関節や手指の開放骨折｣と診断される。約1年に渡る治療を続けたが足首の可動域制限(動く範囲がせまくなる)や痛みが残存したため、相手方保険会社が行う事前認定で後遺症の等級を求めましたが、足関節の可動域制限や痛みは後遺障害の等級には該当しませんでした。

歩行や日常生活に大きな支障があるのに後遺障害として評価されない

弁護士から紹介を受けたと弊所へ電話相談をいただきました。すぐに必要書類を持参してもらい、自賠責保険請求の流れや後遺障害等級認定の可能性をご説明して、異議申立て(再申請)手続きをご依頼いただきました。その後、事前認定では立証が不十分であった後遺症の症状について、医師に面談して聞き取りを行いました。そして、その内容を書面化して過不足のない立証資料を準備しました。

被害者請求により後遺障害等級12級認定

その資料をもとに異議申立書を作成して自賠責保険に被害者請求を行いました。その結果、前回非該当であった後遺症が後遺障害等級12級に変更されました。被害者さまは｢おまかせして良かった!結果が出なくても納得のいく内容でした!｣と大変喜んで頂き、あらためて被害者側で手続きできる被害者請求の透明性が被害者さまの納得と安心に繋がっていると感じました。交通事故の解決までは長い時間がかかります。被害者さまの場合も事故から約1年9か月かかって等級認定されました。

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