耳鳴り、耳閉感の症状が残存し12級認定
部位耳症状耳鳴り、耳閉感
札幌市在住 会社員
駐車場から出てきた車と衝突した事故で受傷
公道を直進中、左方の店舗駐車場から急に出てきた車両に衝突され、その衝撃で転覆した事故。事故当日に整形外科に救急搬送され、頚椎捻挫、前胸部打撲傷等と診断される。事故受傷後、3日目に耳鳴の症状を自覚し、転院先の整形外科の医師に相談したところ、耳鼻科の受診を勧められるが、なななか受診ができず事故から24日目に耳鼻科を受診し約5か月間の治療を継続した。
首の痛み、胸部痛はよくなったものの耳鳴の症状が残存
弁護士の紹介により相談をお受けし後遺障害等級認定手続きをご依頼いただきました。耳鳴を評価するために必要な検査の実施や資料をととのえて被害者請求をおこないました。申請から約5か月後、認定結果が通知され、12級に認定されました。
耳鳴の評価
自賠責保険では、耳鳴を評価する場合、受傷形態や症状推移、オージオグラムや耳鳴検査の結果により、難聴を伴い著しい耳鳴が常時存在すると評価されるものは12級、難聴を伴い常時耳鳴りがあることが合理的に説明できるものは14級とされます。そのため、受傷形態を明らかにする書面を作成し、医師に症状経過を回答してもらい検査結果とともに申請手続きをおこないました。
関連情報
後遺障害等級認定のポイント
頚椎捻挫や頭部打撲などのお怪我をされた被害者さまは、時折、めまいや難聴、耳鳴りなどの症状を発症されることがございます。しかし、被害者さまの中には、交通事故の受傷と耳鳴りなどの症状が関連しているものと判断できず、医師に症状を説明せずに適切な治療が受けられないケースがみられます。
今回の被害者さまは運よく親切な整形外科の医師に耳鳴りを申告したことで耳鼻科の受診を勧めらましたが、耳鳴りや難聴の症状を自覚していれば、自身の判断で早急に耳鼻科を受診しましょう。
治療が遅れることで症状の出現時期や経過を立証することが難しくなる場合がありますので事故後に感じている自覚症状はもれなく医師に申告してください。
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