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首、肩の痛み、頭痛　ご夫婦そろって非該当から後遺障害等級１４級認定

部位首、肩症状首から肩の痛み、頭痛

苫小牧市在住自営業(平成24年5月事故)

症状固定?!

公道で直進中に右方道路から突然出てきた加害車両に衝突され、ご夫婦ともに「頚椎捻挫｣等と診断される。治療を続けて3ヶ月経った頃、相手方保険会社から｢症状固定｣の時期ではと説明を受け、｢治療を続けることはできないでしょうか?｣と電話相談をいただきました。その後、症状や治療内容、医師の診断などを詳しくお伺いして、被害者さまが加入している自動車保険についている弁護士費用特約を利用して、治療費の打ち切りに関する交渉を弁護士に依頼するアドバイスを行いました。

治療費の打ち切りと症状固定

弁護士から治療効果や治療の必要性について、相手方保険会社に説明してもらい治療費の負担なく、通院することが可能となりました。その後、3ヶ月程度の治療を続けたものの症状が残存したため、症状固定となり後遺障害等級認定手続きをご依頼いただきました。最初の被害者請求では等級認定されませんでしたが、新たに後遺症を明らかにする医証を作成して医師に照会を行い、異議申立手続き(再申請)の結果、ご夫婦そろって後遺障害等級14級に認定されました。

異議申立(再申請)により後遺障害等級14級認定

14等級認定された通知が届いたのは、交通事故から1年2ヶ月後のことでした。その後、弁護士による示談交渉を依頼してご夫婦伴に納得のいく事故解決ができました。

後遺障害等級認定のポイント

弁護士による示談を含めると事故から１年６ヶ月程の長い時間がかかりました。その間、遠方から何度もご来所いただきまして本当にありがとうございました。特に目に見えにくい後遺症の場合、被害者さま本人から充分な聞き取りなどを行う必要があります。そしてその内容をもとに被害者さまの後遺症を明らかにする医療調査を進めていきます。自賠責保険上、意味のある事実を積み重ねて被害者請求を行うために必要な作業と言えます。そこで、ヨネツボ北海道では事前に被害者さまにご協力いただく事がある旨、契約前に書面で明示して説明するようにしております。
｢後遺症の専門家に頼んだから、あとはお任せ！｣と考えてしまうと納得のいく手続きができない場合があるからです。被害者さまの安心と納得のためには、被害者さま本人に手続きに関与してもらうことも重要です。今回、被害者さまご夫婦に積極的にご協力いただけたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。