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膝の痛み、項部痛、腰痛　非該当から後遺障害等級１４級認定

部位首、腰、膝症状首、腰、膝の痛み

札幌市在住会社員(平成25年4月事故)

相手方保険会社が行う事前認定で非該当

交差点で停車中に後方から大型トレーラーの加害車両に追突され、その衝撃で自動車ごと20メートル程前方に飛ばされた事故で、「左膝半月板損傷、左膝捻挫、頚椎捻挫｣等と診断される。そして約4ヶ月の治療で治療費が打ち切られたため、やむなく症状固定し、膝、首、腰の痛みについて、相手方保険会社が行う事前認定で後遺症の等級を求めましたが、後遺障害等級には該当しませんでした。

事前認定の結果が妥当なのかとメール相談

結果通知から約1週間後、被害者さまから｢これが妥当なのでしょうか?｣とメール相談をいただきました。お住まいが札幌だったため、すぐに必要書類を持参してもらい、後遺障害等級認定の可能性をご説明して、異議申立て(再申請)手続きをご依頼いただきました。その後、事前認定では不十分だった後遺障害等級認定に必要な要点をおさえた回答書を医師に作成していただきました。その回答書や他資料を整え異議申立書を作成して被害者請求を行いました。ご依頼いただいてから約1ヶ月半後のことです。

被害者請求により後遺障害等級併合14級認定

被害者請求から約2ヶ月後、非該当とされていた膝の痛み、項部痛、腰痛の症状は後遺障害等級14級に認定されました。この結果を受けて、被害者さまは紛争処理センターで示談の斡旋を受けるとのことでした。被害者さまがおっしゃるには事前認定結果が通知された後、インターネットで調べて、はじめて｢再申請(異議申立て)ができること｣｢手続きの専門家がいること｣を知ったとのことです。また、業務終了後、頂いたお手紙には｢恐る恐るの相談が希望の相談に変わった!｣｢今も通院中ですが安心して治療に専念しています。｣と大変嬉しいお言葉が綴られていました。

後遺障害等級認定のポイント

痛みの症状は特に目に見えにくい後遺症のひとつです。そのため、等級の判断を行う機関に書面上、正確に伝わらず等級認定されないことも多いと思います。しかし、この痛みなどの症状も一定の要件を満たせば等級認定されます。そこでヨネツボでは過去の認定事例に基づき自賠責保険上、意味のある立証資料を取り付け、被害者請求を行います。被害者さまのケースも同様で適正な後遺障害等級に認定されました。